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プロのレベル

プロのレベル

さて、プロのレベルに関して次の話はいかがでしょうか。

日本語の話せない外国人が来日して茶道を1年習いました。

帰国して茶道の教室を開きました。(別に華道とか武道でも同じです)


もし、このようなことをしている外国人がいたとすれば、日本人としてどう感じるでしょうか?

茶道の先生からすれば、青天の霹靂といったところでしょう。


本当に出来るの???


と大方の日本人は思うのでしょうが、日本の茶道を知らない外国の人にとっては、たった1年習っただけのその技術を初めて見るものですから、すごいものだと信じてしまうかもわかりませんね。
(ちなみに私は全く茶道の心得はありません)


代替医療に携わっておられる方は、熱心な人が多いです。

ただ、外国の伝統的な医療技術を日本に紹介する場合、基本的にその技術が育まれた国の国家資格を取得して、初めてプロではないでしょうか?


外国での公式な資格取得というのは、言葉の問題もあり大変難しいと思います。
私にそれをしろと言われても私には自信がありません。

ですから、日本の国家資格を取りました。


もし、日本の国家資格を取得することが難しいと感じ、外国の伝統的医療技術を、その国の正式な資格もなしに行うとすれば、医療事故につながる危険性をはらんでいると感じます。


それは、基礎的な医学知識がないために起こるものです。

医療技術に限らず、技術を習得するというのは大変な時間と労力を必要とします。


また、満足に習得できていない場合は、治る病気や怪我も治らずその技術への信頼もなくなるため、すばらしい伝統的医療技術をおとしめることにもなってしまうのではないでしょうか。


もっとも、国家資格を持っているから治療技術は間違いないかと言われれば、決してそうではありません。

国家資格を持った「プロ」でもヘタクソはいます。


これは、自動車の免許は持っているけど車庫入れは出来ないとか高速道路を走ったことがないというのと同じです。
国家資格を持たれていない方でもすごい技術をもたれた先生もおられます。


しかし、患者さんの立場から見たときにその先生のレベルを判断する材料はやはりその「資格」の信用ではないでしょうか。


ですから、私は「医療」として日本で外国の技術を用いるのであれば、まず日本の正式な医療資格(国家資格)を取得するのがスジではないかと思います。


私の場合は、患者さんに対して建前では「リラクゼーション」でも本音は「治療」といった嘘はつきたくないので国家資格を取得したことは前に述べたとおりです。


ただし、「医療」としてではなくではなく「リラクゼーション」として行うのであれば医療資格はいりません。


その場合は、伝統医療とか代替医療といった「医療」という言葉を使うことは、何も知らない一般の患者さんを迷わせることになるのではないかと危惧しています。


一般の患者さんはこのような現状をまったくご存じないのですから。

 

(つづきはこちら)
 

1  若いころ   
2  阪神淡路大震災  
3  脱出  
4  お金が紙切れに  
5  何かが違う  
6  うつ病で退職  

7  見えない世界の入口 
8  治ったという思い込み 
9  原因は頚椎ヘルニア 
10 リンパセラピーとの出会い