筋肉を緩める芦屋の鍼灸治療院、筋肉リンパ専門の治療院です。
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疲れの原因は、筋肉にたまった老廃物だった! 

固まった筋肉には老廃物がたまってます。


筋肉は、脳から命令がなければ動きません。


固まった筋肉というのは、過去において力を入れ続けて疲れ切った証拠です。

頸や肩、腰などコリや痛みのほとんどは、この固縮した筋肉によるものです。


固縮した筋肉の中には、老廃物や毒素、脂肪分が閉じこめられています。

つまり、筋肉の繊維のすき間に、老廃物がたまった状態です。


筋肉は、血液により栄養や酸素の供給を受けているわけですが、
固縮した筋肉の毛細血管は、周りの固い筋肉の組織に押されて
血液の循環が悪くなっています。


血液の循環が悪くなれば、細胞に供給される栄養と酸素も少なくなります。

つまり、刑務所に入った囚人は粗食しか食べることが出来ませんね。
ですから固縮した筋肉には、粗末な食事をしている囚人と同じような栄養しか届いていないのです。


このままでは筋肉はゆるむはずがありません。


筋肉の老廃物ってどんなものなの?


筋肉に限らず細胞全ては血液から栄養と酸素を供給されています。

自動車のガソリンと同じようなものと考えてください。
燃料がなければ動きませんね。
ガソリンを燃やすと排気ガスが出ます。

細胞も栄養と酸素を使うと
酸素は二酸化炭素
栄養は老廃タンパク質など
になって細胞の外に排泄されます。

その他にも
細胞自身のアポトーシス(自己死)があります。
アポトーシスとは
体の細胞は生まれてから死ぬまでずっと同じものもありますが
血液や骨、内臓の細胞は一定の期間が経つと新しい細胞に生まれ変わります。

皮膚も生まれ変わるのはご存知ですよね。
お風呂に入った時、石鹸で洗うと垢が出ます。
この垢は皮膚表面の角質化した細胞が剥がれ落ちたものです。

体の表面は石鹸で洗うことが出来ますが
体の中の細胞の残骸は、、、、

体の中で分解しながら心臓へ向かって流れていき
再び心臓から血液と一緒に送り出されます。
二酸化炭素は肺で酸素とエネルギー交換をします。
その他の老廃物は肝臓と腎臓で処理され
便と尿で体の外へ排泄されます。

こり固まった筋肉には老廃物がいっぱい詰まっています。


ちょうどお布団が真空圧縮袋に入った状態と考えてください。

老廃物は筋肉中にギュッと詰まっています。

筋肉がゆるんで柔らかくなるとギュッと詰まった老廃物が流れ出てくるわけです。
真空で圧縮された布団が元に戻るようなもので、圧縮された老廃物が一気に出てきます。


この後、腎臓と肝臓へ老廃物を送り込んで水分やアミノ酸など必要なものだけ取り出してリサイクルしてから尿と便で体外へ排泄するわけです。



この腎臓と肝臓への流れをいかにスムースにしてあげるかがポイントです。

筋肉の老廃物が疲れの原因だった!


すぐに疲れるのは歳のせい?
加齢で体力が落ちたから、、、って思ってませんか?

筋肉がコルというのは、筋肉が伸び縮みしなくなったことです。
自動車のサイドブレーキが錆びついて外れなくなった状態です。
サイドブレーキがかかったままで自動車を動かそうとすると
エンジンのパワーが落ちたような感覚ですね。

こり固まった筋肉は、ブレーキがかかりっぱなしの状態です。
ブレーキがかかりっぱなしの状態で普段通りに動こうとすると
より大きなパワーが必要ですね。
そんなに力を入れ続ければ疲れるのは当たり前です。

体には自動車のような警告灯はありません。
その代わりになるのがつかれた感覚や違和感、痛みです。
かかりっぱなしのブレーキを外してあげればかる〜く動きます。