新たな出会い
麻田先生ご夫妻とは、1998年に心理学のセミナーで知り合いました。
初めてお会いしたときは、ご夫妻ともまるで古代エジプトの王族のような服を着ておられました。
最初は
(何者なの?)
と思って、話をするのに躊躇しました。
ですから、その時は法律関係の堅いお仕事をされている人には見えなかったのです。
(ごめんなさい)
そのセミナーに麻田先生はご夫妻で参加されておられました。
休憩時間に奥様の久子さんと同じテーブルでお茶を飲んだのがお話を始めた最初です。
でも、最初は恐る恐る会話をしていました。
なにしろ見るからに精神世界そのものの人というオーラが出ているんですから。
久子さんは、それまでにも精神世界の色々なセミナーに参加されていて、
(へー、こんな人もいるんだ)
と当時、精神世界の入り口に立ったばかりの私にはなんだか「遠い世界の人」という印象でした。
久子さんとお話をしていると、話題は精神世界のことがほとんどです。
私の知らないことばかりでした。
でも、当時の私には、にわかに信じることが困難な話が多かったのです。
(実は今もそうなんです。ごめんなさい。)
その中で、
「去年はイタリアのダマヌールへ行ったのよ」
と久子さんが話されました。
実は、私もその年にダマヌールへ行っていたのです。
ダマヌールはニューエイジコミュニティーとして知る人ぞ知るといった場所です。
そこへ共通の知人の紹介で行っていたのです。
「エーッ、ダマヌールに行ったの?」
お互い驚きでした。
それ以来、家族ぐるみで良いお付き合いをさせてもらっています。
久子さんに、頸椎ヘルニアの治療のことから、リンパセラピーを始めたことを話して、もっと経験を積みたいのでセラピーを受けてもらえる人を紹介してください、という旨を伝えたところ、快く引き受けていただきました。
今から思い起こすと、これも奇跡に等しいことかもしれません。
体を触ることなどしたことがないオッサンが、いきなりセラピーをはじめたので人を紹介してください、等と言ったんです。
普通は断られますよね。
でも、久子さんにはたくさんの人を紹介していただきました。
本当にたくさんの経験を積ませていただき感謝しています。
その時のテクニックは今の技術レベルから比べると稚拙なものでした。
それでも良い結果が出ました。
当時この技術の初期にセラピーを受けていただいた方には大変感謝しています。
それ以来、毎月お伺いさせてもらうようになりました。
1 若いころ
2 阪神淡路大震災
3 脱出
4 お金が紙切れに
5 何かが違う
6 うつ病で退職
7 見えない世界の入口
8 治ったという思い込み
9 原因は頚椎ヘルニア
10 リンパセラピーとの出会い