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民間資格と国家資格

民間資格と国家資格

でも、それ以外にもいろんな民間資格があって独立開業を皆さんされておられます。

また、現在は国家資格ではないけれど将来国家資格になりますよと謳っている民間資格もあります。


これはどうなってるの?


代替医療をされている方に何度聞いても、この部分の説明は納得できず曖昧なまま終わることがほとんどです。

入学前に鍼灸専門学校の先生に聞いてみました。


質問1 将来そのような資格は国家資格になるのでしょうか?


国家資格にならないと断言することは出来ませんが、非常に難しいと思います。

少なくとも3年や5年でどうなるものではないでしょう。

その根拠として、国家資格というものはそれを規定している「法律」に基づいています。

ですから、国家資格でないものを新しく国家資格にしようとすれば「法律」を新しく作る必要があります。

法律を作るのは国会の仕事ですが、法律原案の作成は担当省庁や政党で行い、予算も付ける必要があります。

その作業はどこまで進んでいるんでしょうか?

確かに国会議員や担当省庁に陳情しておられるのは事実ですが、具体的な作業はどこまで進んでいるのでしょうね。

仮に新しく国家資格になったとしても、民間認定資格の認定証がそのまま国家資格の免許にはならないと思います。

まず、医療の国家資格に規定されている学校の履修時間と学力の証明をどうするのかという問題があります。

独立開業できる医療の国家資格は上記の3つですが、いずれも3年間、文部科学省令、厚生労働省令で定めた履修が義務となっています。

少なくとも同等の履修の証明が必要でしょう。

その証明が出来たとしても、あくまでも受験資格であってその後国家試験を受験し合格する必要があります。

何十年も前の話ならともかく、現在に於いて民間認定資格がそのまま無試験で国家資格に移行するなどは考えにくいんではないですか。

 

私はこの答えを聞いて納得しました。
この答えを聞いたのは2004年です。

現時点でも国会で審議されている気配はありません。

 

(つづきはこちら)
 

1  若いころ   
2  阪神淡路大震災  
3  脱出  
4  お金が紙切れに  
5  何かが違う  
6  うつ病で退職  

7  見えない世界の入口 
8  治ったという思い込み 
9  原因は頚椎ヘルニア 
10 リンパセラピーとの出会い