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民間資格と国家資格2

民間資格と国家資格その2

質問2 でも、街の中には○○セラピー、○○療法、○○マッサージなどいっぱいやっているじゃないですか。


確かにそのような現状があり、患者さんからも「よくわからない」ということも聞きます。

法律上は「治療」という言葉を使わない限り合法ということになってます。

ただ、免許に使われている言葉はその資格を表す言葉ですから使うことは出来ません。


たとえば「マッサージ」という言葉は厳密に言えば国家資格を取得した免許保持者しか使うことは出来ません。

もし、「マッサージ師」と言う言葉を無免許で使うとなれば資格詐称となり法律違反です。


医師以外の人が医師だといえばどんなことになるでしょうか。

ただ取り締まりが行われていないという現状がグレーゾーンを拡大しています。



ということは、治ります、治療します、という言葉を使わない限り捕まることはないわけです。

このことは、私も代替医療をしていましたのでよく聞いた話です。


ここまでの話を聞いて自分が「医療」ということに関してなんだか少し勘違いをしていたのかな・・・
と思い始めました。


鍼灸師を目指す前の私の心の中では
国家資格は

難しい

お金もかかる

時間がない


の3つが頭の中を支配していました。

国家資格の試験は今までの経験でなんとかなるだろうと思っていました。

でもこの考えは後でえらい目にあうことになりました。


お金と時間の問題は私にとって重大でした。


(家族の生活はどうするんだ)

頭の中は不安でいっぱいです。

(だったら民間資格でも良いんじゃない)

とも思っていました。


でも、不思議と本気でやればなんとかなるものです。


鍼灸師を目指すことは麻田先生にも相談しました。

先生は

「資格取得を目指すのではなくて知識を習得することに重点を置くほうが良いんじゃないか。確かに世の中では資格を重要視して、資格がなければなにも出来ないという現実はあるが資格取得を重要視しすぎると知識の応用が利かなくなるよ」

さすがです。


お金の問題は奨学金をいただけることになり助かりました。

また借金が増えてしまったわけですが、そればかり気にしても仕方がありません。

 

(つづきはこちら)
 

1  若いころ   
2  阪神淡路大震災  
3  脱出  
4  お金が紙切れに  
5  何かが違う  
6  うつ病で退職  

7  見えない世界の入口 
8  治ったという思い込み 
9  原因は頚椎ヘルニア 
10 リンパセラピーとの出会い