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自己紹介 若いころ

若いころ(阪神淡路大震災前)

私が治療らしきものを始めたのは2003年ころになります。

それまでの私は、セラピーの世界には関わっていましたが、健康食品や、波動、心理学カウンセリング、電子治療器などの仕事をしていて、人の身体に直接触ることは全くと言っていいほどしたことがなかったのです。

というよりは、身体を触ることが怖くて仕方がなかったと言った方が正しいと思います。

自分の母や祖母にも、肩たたきなどをした経験は覚えがないような人間でした。


そんな私が人の身体を触るきっかけとなったのは、自分の体調不良のためそれを何とか治そうと思ったからです。

体調不良の原因は、さかのぼって考えてみると阪神淡路大震災が大きなきっかけでした。


阪神淡路大震災当時までは、自動車会社でセールスをしていました。

学校を卒業してから20年ほどの間、自動車関係の会社に勤め修理から営業まで一応こなせるサラリーマンでした。

セールスとしては、成績が良かったとはいえませんが、何度か表彰で海外へ研修に行かせてもらった程度の社員でした。

バブルの時には超高級車がおもしろいように売れた経験もあります。そんな経験をすると


「世の中はすべてお金だ!!」


という感覚に知らず知らずのうちに染まってしまい、分不相応な服、バック、時計などバブリーなものばかりで身の回りを飾っていました。


震災直前は、バブル経済が崩壊して大変景気が悪い時期で、自動車の販売成績も芳しいものではありませんでした。

会社の業績が悪くなると、社内の人間関係もおかしくなってきます。

そんなことが続いたときに震災です。(つづきはこちら)