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徐福

徐福

その後も毎月伺いセラピーを続けていました。

セラピーの技術は毎月進化していきました。


そんな時、久子さんの知人の紹介で前回とは別の霊能者が来られることになりました。

久子さんの交際範囲の広さにはいつも驚かされます。


その霊能者が来られる時間は、別の方をセラピーしていました。

ドアのチャイムが鳴って久子さんが玄関で応対されています。

セラピーを行いながら話し声を聞いていました。

ところが突然その霊能者が部屋に入ってきたのです。


私はびっくりするとともに少し怒りが出ました。

やはりセラピーを受けていただいている方には、静かな環境でゆっくりとしていただきたいからです。

セラピーを受けていただいていた方もびっくりされたようです。

セラピーは一時中断ということになってしまいました。


そして霊能者は

「あなたは徐福(じょふく)ですね。玄関を入る前から徐福というメッセージがあったのです。」

と言われました。


私は、まだ少し怒っていましたので

「徐福って誰?」

とぶっきらぼうに聞き返しました。


本当に徐福のことはなにも知らなかったのです。

徐福とは2200年前,日本が縄文時代から弥生時代へと変わろうとしていたとき,秦の時代の中国に実在した人物です。

始皇帝の命で不老不死の薬を求めに東方へ旅立ったとされ、日本各地に徐福伝説があり織り,紙,農耕,漁業,木工,製鉄,造船など生活に関わる技術を習得しているもの多数とともに日本に来て中国には戻らなかったとされています。

徐福の職業は、方士と呼ばれ呪術師,祈祷師,薬剤師,占星術・天文学に秀でた学者とされています。
(ウィキペディアより)


霊能者の説明を聞いた私と久子さんは無言のまま目を合わせました。

お互いに考えていることは同じだとわかりました。


(なんということだ。これって同じだ!)


全身に震えが走りました。

以前の霊能者は古代の中国の医者が守護霊だと言っていました。

今回も同じです。
しかも名前まで出ています。

もちろん霊能者同士が知り合いということはありません。


だとすればこの一致はなんでしょう?

これって偶然なんでしょうか。

 

(つづきはこちら)
 

1  若いころ   
2  阪神淡路大震災  
3  脱出  
4  お金が紙切れに  
5  何かが違う  
6  うつ病で退職  

7  見えない世界の入口 
8  治ったという思い込み 
9  原因は頚椎ヘルニア 
10 リンパセラピーとの出会い